動物の命も大切です。
動物とは人にとってかけがえのない大切な「家族」となってきている昨今ですが、
獣医療にとって、その命に携わる以上、リスクとは必ず付きまとってくるものです。
しかし、それをむげにはできません。
しっかりと考え、リスクマネジメントをしていきましょう。
◆全体的な危機管理の徹底
日頃から毎日している事に関して人はどうしても簡単に物事を見て考える傾向にあります。
仕事でもそうですが「慣れたころにミスをする」という事がありますが、まさしくそれです。
あってはならない事ですがほんの些細な思い違いがミスにつながり、大きな事故へとつながっていくのです。
そういったことがニュースでも話題になるような医療事故へと発展していきます。
そうならない為にも、最新の獣医療に対する知識の共有や、治療や施術を行う動物たちへの配慮、情報の共有をしっかりやっていく事がリスクを減らすことになっていくのではないでしょうか。
◆意外と多い経理上のリスク
しっかりとした確定申告をする為にもきっちりとした経理上の対応は必須です。
現在では会計ソフトなどの普及により昔よりはだいぶ楽に申告や処理ができるようになってきました。
しかし、動物病院に関しては医療費も含め金額が大きくなりがちです。
1日に動くお金も非常に大きく、その管理はとても大変です。
現金支払いは経理が簡単だと言われる方もいますが、実はこの現金管理こそが獣医療においての高リスクの1つだと言われているのです。
◆お金のリスクマネジメントと回避方法
獣医医療とは基本的に個人でされている方のほうが多い事でしょう。
ご家族や夫婦でされている方もいれば、もちろんパートなどを雇い少数でされている方も多いですね。
そんな中でもよくあるのが、個人のお金と病院のお金が一緒になってしまうことです。
先ほどもお伝えしましたが、獣医療ではまだまだ現金のみのお支払いのところが非常に多いです。
その為、病院へ送られてくる個人の宅配物の受け取りをレジからだしたり、逆にお金がたりないからと個人の財布からだしたりと曖昧になりがちです。
そんなリスクを軽減させるにはしっかりとした帳簿つけと管理が必要です。
自分たちで管理していてはどうしても、ちゃんとできない方が多いですよね。
それでしたら一層の事税理士さんに任せましょう。
税理士さんにお任せして確認してもらうことが最善のリスク回避につながりますし、
後々申告の際にあれもこれも違うとやり直したりと無駄な時間を省けます。
獣医にとって医療以外の事に時間をとられることこそが最大のリスクと言えます。
金銭関係のトラブルもある可能性は十分にありますのでそういった事にすぐに対応できる環境を整えておきましょう。