どうぶつ病院内のマネジメント

日本では少子高齢化が加速しており、今後犬や猫の飼育頭数は減少していくことが予測されます。

高いレベルの動物医療を希望する飼い主さんは増加するでしょうが、飼育環境は改善されペットも長寿化することが予想されますので対応していくことが必要です。

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動物病院の経営は「数字」を読み解くことが大切

動物病院の個人開業では、臨床はもちろんのこと経営に関しても知識をもっておくことが必要不可欠となります。諸々の計算は事務員が行いますが、経営者である獣医もある程度…

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獣医が仕事をしていくうえでの苦労とは?

大学で必死に勉強して獣医師となっても、実はそこからがスタートラインで様々な困難が待ち受けています。獣医になったけれど知識や技術が足りていない、飼い主とのコミュニ…

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獣医のキャリアパスを考える。勤務医と開業医

獣医師を目指して国家試験を通過して獣医師となった、あるいは大学に通っているとしましょう。あなたはどの様なキャリアパスを考えているでしょうか?キャリアパスには様々…

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動物病院の経営はスタッフで決まる!面接のコツとは?

動物病院の開業が成功するのかどうかは、オープニングスタッフの質によって大きく変わります。その動物病院の雰囲気はどんなスタッフがいるかによって決まり、開業当初に出…

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高額な医療費への不満を払拭できるサービスを

日本でペットを飼っている世帯は、全体の3分の1という数で家族同様という人も大勢います。 動物に対する医療技術も進歩し、犬の寿命は2倍まで伸びたとも言われていますがペットに対する公的医療制度はありませんので医療費が高額になることに悩んでいる人が多いというのが現状です。
医療費がたとえ高額でも、あそこなら安心だと飼い主さんに思ってもらえるような病院であることがリピーターや新規の獲得に繋がって行きます。

病院の理念は目標とゴール地点

理念とはゴール地点を意味しますので、院内に勤務する院長やスタッフが同じゴールを目指しているかが重要です。
物事の考え方や理解の方法に違いがあるそれぞれの人たちが、互いに信頼し合って同じ目標を目指していくにはコミュニケーションを積極的に取っていくことが必要です。

 

・院内教育システムを充実させる
新人スタッフを迎えた場合に誰がどのように指導するかを決めておくと良いでしょう。
病院の理念や院内業務について正しく伝達するための手段を整備していくことで、学びの理解度や定着率が向上できチーム医療を実現させることに繋がります。
・コミュニケーション能力を向上させる
スタッフ同士がしっかりとコミュニケーションが取れていて院内の雰囲気は良好であれば、その雰囲気は自然と飼い主さんにも伝わります。
大切なペットを任せる病院を決める際には、できるだけ良い雰囲気のところに任せたいものですので、スタッフ同士もしくは飼い主さんと業務の中の様々な場面で良好なコミュニケーションを取ることが満足度を向上させることに繋がるでしょう。

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リピート率を向上させるためのデータ整理

収入の方程式は、「売上=単価×件数×リピート率」で、一見簡単なようですが経営においてはとても大切です。
リピート率を高めるためには、実施した予防接種、予防薬投与、検査、歯石除去などデータをきめ細かく保管しておくことが必要です。
そのデータをスタッフ同士で共有し、飼い主さんの意識やレベルを高める取り組みとして活用していくことがリピート率向上に繋がるでしょう。

院内の体制を整備する重要性の理解を

目的は動物が良くなり飼い主さんが安心できるためですので、そのためには病院とスタッフが良くなる必要があります。
院内の体制を整備していくことがマネジメントの上で重要になることを理解しておきましょう。