動物病院もどの業種でも一緒ですが、開業届を出している以上、所得に応じた税金を支払わないといけません。
しかし、意外な落とし穴として税金を支払う時になって現金がない!なんてことはよく耳に入ってきます。
納税時期になって焦らなくてすむようにしっかりと今後の計画を立てておきましょう。
◆支払いまでして完璧です
確定申告に関してですが申告書を出して不備が無ければ終わり!と思ってはいませんか?
これは皆さんが勘違いしやすいのですが、この後に続く支払いが全て終わってこそ、本当のゴールなのです。
期間としては一例として所得税が3月15日(中旬)、消費税や途方税が3月31日、贈与税は3月15日となっています。これはあくまでも一例ですので日曜祝日が重なると前後する可能性はあります。
また気を付けておきたいのが申告書は提出したものの納税は自主的に行わなければいけない為、忘れないようにしておきましょう。
納税通知などが来るわけではないのでお間違え無く!
◆支払い方法とは
税金の支払い方法ですが、基本は現金(+納付書)で一括納付が理想です。
ですが、どうしてもこの理想通りにできない方は利子や延滞金がかかってはしまいますが、
分納することも可能です。分納は全部で2回に分けることができます。
もしこれ以上の分納になる場合は税務署に相談しに行きましょう。
その他にも2つの支払い方法があり、金融機関からの口座引き落としと電子納税ができます。
口座引き落としに関しては事前の手続きが必要なのと、引き落としが例年4月中旬になりますので、税金の納付に必要な金銭を工面するのに都合は良いですね。
ただし!もしここで通帳の中にお金が足りなくて引き落としがうまくされなかったりすると一発で延滞金が付きますので十分注意しておいてくださいね。
電子納税に関しては自宅で申告+納税ができる優れものです。
確定申告時期は当然人が多く、役所などでずっと待っていないといけない為時間がもったいないですよね。
そんな時はインターネットバンキングを使用しこの電子納税をうまく活用しましょう。
詳しい方法は身近な税理士さんにご相談してみましょう!
◆最後に
何度も言いますが、全ての支払いが完了することで確定申告が終了します。
自社の一年間をスッキリ終わらせるためにも申告書にしろ、納税金にしろ、しっかり前段取りをしておきましょう。
基本的に迷うことがあれば早い段階で税理士さんに確認しておくことをオススメしますね。