動物病院の節税って何がある?裏ワザもあるの!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
N112_sukejyu-ruhakonakanji_TP_V

動物病院は通常の企業と比べてもかなりの経費が増えることでしょう。
とにかく医療機材や道具が高いです。
ですがそんな状況であっても節税において気は抜けません。
節税対策が出来るときはひたすらするに越した事はないのですから。
今回は節税について皆さんもよく知らないような裏技チックなものをお伝えしていけたらと思います!

 

◆医療控除を受ける

これは個人の医院長さんに使えるものなのですが、「医療費って年間10万円を超えないとダメ」と思っていませんか?
これはよく勘違いされやすいのですが、その時の総所得金額が200万円未満の人は総所得金額の5%という条件がありますが控除を受ける事が出来るのです。
計算式としては医療費控除額(最大200万円)=1年間に支払った医療-保険金等で補填される金額-医療費が10万円以上か総所得金額の5%
となっています。
このような小さな金額でも病院が軌道に乗るまではしっかり節税しましょう。

 

◆事業に関する支出割合を見直す

これは個人事業主の医院長に関係することですが、どうしても車やその他のものでプライベートのものと社用のものとで混在して使用しているものもあるはずです。
例えば、自家用車がそうですね。自動車の減価償却費やガソリン代、高速代、車検代、修理費に保険代とありますが、これらの割合を決めて経費化できるのはご存知でしょう。
また仕事場が自宅兼病院と繋がっている病院も多いはずです。
このような場合でも「自分で割合を決められる」ことはしっかり覚えておいてください。
そしてその割合はある程度しっかりとした受け答えができるように考えておけばその主張は通ります。
さすがに9:1は無理ですが、8病院:2私用であったとしてもしっかりと説明できるようにしておけばその主張は通るのです。
この支出割合を今一度見直すことも裏ワザの1つと言えるでしょう。

 

◆小規模企業共済に入ろう

最後は保険のお話です。
これもある意味裏技です。
どうしても保険関係って手薄になってそこまで経費で落とそうと考える方が少ないです。
ですから敢えて今回はここに記載させて頂きます。
小規模企業共済は毎月1000円~70000万円の掛け金が全額所得控除の適用となります。
この共済は事業主の退職金を積み立てるという制度でもあり、将来65歳以上で15年以上払い込んでいる場合で事業を廃業した際に年金として給付されるというものです。
このような保険でも節税に繋がります。
以上が節税の裏ワザでした!知らない事もあったのではないでしょうか?
まだまだ節税したい!とお考えの方は是非これらを実践してみてくださいね!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。