動物病院の集患プランを練れば増患につながる?ポイントご紹介

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動物病院の集患の中にはインターネットを利用したメルマガはじめ、ハガキ、チラシ配布などがあります。集患プランを少し工夫すれば、増患につながる可能性は高まります。動物病院の集患プランについてお伝えします。

 

予防接種の宣伝を活用しよう

集患の目的によって、方法はちがってきます。予防接種の来院を目的とするのであれば、広範囲に告知することができます。その場合、動物病院のある地域だけでなく、より広範囲のペットも集患できる可能性があります。
・インターネットを使ったメルマガ
・ハガキ
・チラシ配布
・店舗へのチラシ
・地元CATVのCM
・地元タウン情報誌の広告
など
 これらの集患方法は、予防接種だけでなく夏場にも利用できます。夏場は人だけでなくペットにとっても熱中症の季節です。ぐったりしている、食欲がないなどの症状があれば来院してくださいねというような文面で、季節の便りとして送付することができます。
夏であれば、夏バテと予防接種の両方を目的とすることもできます。

 

予防接種とともに健康診断も受けてもらうようにする

ハガキやDMでは予防接種や夏バテの案内とともに、健康診断も受けてもらうようにします。ですが、確実性を高めるために工夫しなければいけません。

・キャンペーンスタイルにする
予防接種、健康診断のそれぞれに割引を設定します。この割引は費用の予算に組み込むことになります。キャンペーン価格は近隣の競合の予防接種や健康診断よりも安くなるように設定するのがポイントです。来院人数が増えれば、割引によるコストは回収できます。

・メリットが大事
健康診断を受けてもらえば、当然結果もでてきます。この時、ペットの体質がわかれば、それをカルテに記録しておき、これからは一度来院した飼い主さんと同じ領域で、ハガキを季節のそれぞれに送付することになります。

 

集患の継続化~一度来院してくれた飼い主さんへのハガキ内容も工夫

一度来院してもらった飼い主さんへの、DMやハガキは一般の顧客とは違う内容にします。

・既往症にかかわる内容
→その後大丈夫ですか?など。

・予防接種、ペットドッグなどの健康診断の案内
→また悪化していたら大変なので、ぜひ受診してくださいなど

・ペットの誕生日キャンペーン
→お誕生日に来院してくれたら、診察、健康診断、予防接種などが〇〇%オフなどの特典をつけて、ハガキやDMをおくる。
これらの内容は、無料ハガキ作成サイトである「picky pics」などを活用します。ただ、一言手書きで一行メールほどの内容もつけることで、信頼感が飼主さんに生まれます。こちらのサイトは、データ―保存した写真をいつでも取り込めます。
重病で無事治療を終えたあとなどに退院する場合などは、院長先生やスタッフなどと一緒に記念撮影したものを、カルテ管理の一環として残しておき、誕生日ハガキにはこちらの写真を入れて送れば、飼い主さんも懐かしさがこみあげてくるのではないでしょうか。

 

トリマーを雇用するのも1つ

動物病院でトリマーさんを雇用するのも1つです。大がかりな施設ではなく、来院してくれたペットさんの毛並をカットするだけのサービスでもいいと思います。
・予防接種や健康診断 + ほんの少しのキレイ
これで他の競合の動物病院と差が付けることができます。どちらもキャンペーン価格で行うことがポイントです。本格的なトリマーさんとは、個別契約をし、動物病院が紹介したペットが、トリマーが経営する美容院に訪れた場合は、手数料をもらうなどするのも1つです。
 

ペットの快適にかかわるサービスを取り入れるのが集患のコツ

飼い主さんはペットのために、予防接種も健康診断も受けさせてあげたいと思っているはずです。一度来院してもらえば、継続的な顧客となりますので、キャンペーンにかかわるコストは初期費用だと思い、他の経費を節約してでもプランとして取り入れるのがおすすめです。

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