動物病院のチラシを作ろう

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一言でチラシと言っても、いろいろな縛りや重要事項があります。
文章によっては使用できないものも出てきますのでしっかり確認しておきましょう。

 

◆一般的なチラシ作成

・メインタイトル
新規開院など
・日付情報
・アイキャッチ
写真やイラスト等
・PR事項
スタッフ募集や新規開院等その他
・アクセス方法
電話番号や住所はもちろんのこと、地図なども添付してあれば尚良いですね。
上記のように原稿制作をしていきましょう。

 

◆広告で使用する際の文書の制限等

文頭でも少しお話ししましたが細かな縛りが多くとても大変です。
例えば、
・広告可
〇〇動物病院腫瘍科においてMRIを導入しました。
・広告不可
MRIによる腫瘍診断を実施しています。
上記の場合、技能や療法を直接広告に宣伝することがいけないとなっています。
腫瘍診断というのが療法や技能に該当するので広告不可なのですね。
また獣医療に関する広告の制限もあり、「獣医医療に詳しくない飼育者が勘違いをして不測の被害を被るような広告は出してはいけないという決まりもあります。
例えば、「ヘルニア、骨折、各種疾患に対応しています」とありますが、
これは具体的な病名は掲載しては良いとはなっていませんので広告掲載はできません。
更に、ちょっとしたあいさつ文でも注意が必要です。
院長挨拶などでも、
「〇〇大学卒業で~〇〇大学で研修を受け~」などと経歴を記載している場合がありますが、「獣医師又は診療施設の業務に関しては経歴に関する事項を記載してはいけない」という決まりがあるのでこれらも広告不可となります。
このように、ちょっとした文章の違いからでも広告不可となりえる事項が非常に多いです。
これを一から勉強するもの大変でしょう。
広告制限のことを考えて頭を悩ませるくらいでしたらプロに頼んで作ってもらったほうが確実といえるでしょう。
平均的な印刷費は100枚2000円から3000円が主流のようですね。
(原稿料は別途かかることもあるようです)

 

◆チラシの配布方法

最後にチラシの配布方法ですが、ポスティングや新聞への折り込みなど方法は様々でこの二つはできれば同時に行うといいでしょう。
更に、ポスティングの一部に該当しますが、近くのスーパーやコンビニなどにもチラシを置いてもらえるようであれば非常に有効です。
このチラシを置いてもらう際にも一工夫ありまして、できれば2か所においてもらうように交渉しましょう。
一つ目はレジが終わったあとの袋詰めする台ともう一つはペット用品売り場です。
ここにおいてもらうのが一番です。
何せペットを飼っている人しか来ませんのでピンポイントで見てもらいやすいですね。
このように、チラシと言ってもお金もかかりますし手間もかかります。
しかし集客においても十分活用できますのでやらないよりはやったほうがいいでしょう。
お金の面も多少かかってくるので、あまりも金額が大きくなることがあれば、一度税理士さんにも話を通しておいたほうが、金銭面でのトラブル防止にもつながりますね。

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