動物病院を経営する上でどのような経費や消費税があるのでしょうか?
こういった裏方のお話はあまり聞かないのでわからないことが多いですよね。
今回はどんな経費や消費税があるのか見ていきましょう。
◆経費の種類
経費の種類って正直たくさんあります。どんなものが経費で落ちるの?
・パソコンや医療器具は?
10万円以下はその月で経費として落とせます。10万円以上になると減価償却しましょう。
・ノートやボールペン、その他筆記具
落とせます。
・水道光熱費、電話代、インターネット代
もちろん落とせます。
・車両代
病院での買い出しや送迎に使うものに関しては落とせます。
このように一例ではありますが、基本的に病院で使う物に関して経費はほとんど落とせます。
しっかりとレシートを残し帳簿に着けるようにしておきましょう。
もし、分からない事があるようであれば税理士さんに確認してみるのが一番確実でしょう。
◆経費の使い道
収益が多いと税金が高くなりますよね。
となってくると来年度の税金も当然上がってきます。
収益が増えすぎているようであれば、新たな機材を投入するなどの投資はしてもいいでしょう。上記でも少しお話していますが大きな金額のものになってくると減価償却といって毎年定期的に節税できるようなこともできます。
細かいものを多く買うのもいいですが大きな金額の機材をドンと購入してもいいでしょう。
ただし、あまり節税ばかりにこだわっていると大きな金額を借入したい時に融資がおりないという状況になりかねませんので注意が必要です。
◆個人でやっている動物病院は気をつけよう
個人事業主としてやっている動物病院はお金の面で公私混同になりがちです。
病院の経営に直接的に関係しない支出に関しては事業主貸や借を使いうまく処理していきましょう。
◆資金のコントロール
経費にしろ、節税にしろ、お金を操るというのは一筋縄ではいきません。
正直、自分でして失敗するくらいなら最初から税理士さんに相談しておくことが無難と言えます。
全ては経営状況を確認したうえでの事です。
目先だけの利益や損益にこだわって設備投資や節税ばかり行っていてはいずれ大きなミスを引き起こす原因になりかねません。
そのようなことが起きないように、税理士さんに依頼し、資金のコントロールしてもらうことで
お金のやりくりをしてもらいましょう。
少しでも不安に思うことがあればプロに任せるのが間違いないですね。