【集患方法】動物病院の安定経営のためには?

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動物病院を開業して経営を軌道に乗せるには、集患方法の工夫が必要です。
お客さんの集まりが悪いと、収入を確保できませんから、いくつかの方法を組み合わせて考えることが大事ですね。
動物病院の集患方法について見ていきましょう。

 

■Webサイトでアピール

最近はネットで、公式サイトや口コミをチェックして動物病院選びする方がほとんどです。
『公式サイト』
独自の公式サイトの印象が良いと、興味を持ってくれる飼い主さんは多いでしょう。
・アクセス方法
・診療内容
・メリハリのあるデザインやみやすさ
こうした要素をサイトで確認して病院選びをしています。
飼い主さんが気になる情報が目につきやすく、見やすいサイトにするには、運営会社の利用を検討しましょう。
見栄えが良く、院長の顔が見える公式サイトは、飼い主さんにアピールする力が高いです。

『オウンドメディア』
動物の飼い主さんが知りたい情報を集めたサイトトリンクすることで、公式サイトへのアクセスを増やすことが出来ます。
検索にかかりやすい「飼い主さんのお悩み解決」サイトなど、利用者目線で作られたサイトを持つことを検討してみましょう。

『SNSの利用』
SNSの口コミは影響が大きく、Facebookやツイッターのアカウントで認知度をあげる効果が期待できます。

 

■チラシや看板などの広告

病院の近くを生活圏にする人たちにダイレクトにアピールする事ができます。
存在を知ってもらうには、病院そのものの看板が見やすく印象の良いものにすることと、アクセスのポイントになる場所に看板やポスターなどの広告を出すのも効果的です。
建物に固定された看板は、「設置物」として原価償却が必要になる場合が多く、デジタルサイネージは「器具及び備品」ですが、10万円以下では「消耗品費」として計上することも可能です。
ここで注目したいのは、利用者に直接アピールする広告媒介は、“会計処理の仕方がいろいろあること”です。
本来の目的は集客効果ですが、会計コントロールに利用できる側面があります。

 

■ニーズにあったサービスが集患のカギ

病院の診療内容そのものが、利用者のニーズに合った良心的なものであることが評判を押し上げてくれます。
丁寧に要望を聞いて、納得してもらえるように丁寧に説明やフォローを行っていき、利用者の信頼を得ることが息の長い集客アップに欠かせません。
見栄えや広告に資金を投入して集客しても、満足度が低ければリピーターになってもらえないからです。
利用者の気持ちをつかむ診療と、広告、利用者サービスのバランスの取れた経営が集患のポイントです。
院長先生が診療に集中するためには、税理士などお金のプロに相談しながら進めたいですね。

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