動物病院の集客にホームページ制作が影響する理由

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動物病院を新しく開業する時は、内覧会の案内や診療圏内に開業のチラシを入れて、知ってもらう事が大切です。
しかし、新しい動物病院が開業しても、動物の飼い主(顧客)はすでに「掛かりつけ医」を持っていることがほとんどで、新しいだけでは集患できません。

開業準備の段階で、新しい動物病院に行きたいと飼い主(顧客)に思わせることが大事であり、どうして転院したいと思うのかを知ることが集客につながっていきます。

■新規開業の動物病院に行きたい飼い主とは?

犬や猫など愛玩動物は飼い主にとって家族同然の大切な存在なので、飼い主は信頼できる動物病院に出会いたいと常に思っています。

獣医の考えを飼い主に押しつけるのではなく、飼い主の気持ちを汲み取り一緒に治療していこうという姿勢を持って欲しいと願っています。

「良い獣医・動物病院」とは?と飼い主に問えば、ほぼ全員が飼い主の話を聞いてくれて、納得できる病状の説明や治療をしてもらえることと答えるでしょう。

犬や猫は言葉を話せません。
一番近くにいる飼い主が、犬や猫の状態を一番良く知っている存在なのに、獣医によっては自分が一番知っていると勘違いする獣医も多くいます。

医療や治療については獣医が良く知っているでしょうが、来院する患者さんのことを良く知っているのは飼い主なのです。

飼い主が掛かりつけ医に疑問や不信感を持った時、セカンドオピニオンを考え、転院しようと新しい動物病院を探し始めるのです。

■新しい動物病院をどうやって探す?

飼い主が新しい動物病院を探す手段は、ペットを介した友人同士の会話から「良い動物病院」を紹介してもらったり、ネット検索して行きたい動物病院を探します。

人の口コミには大きな反響があります。
掛かりつけ医で嫌なことがあると、その話はアッと言う間に友人間で広がっていき、その後に「〇〇の動物病院に変えた」という話も次々に広がっていきます。
次の動物病院に転院した1人目の飼い主の紹介で、2人、3人と転院することもあります。

また、現在はネット検索で一度に多くの動物病院を探すことが出来ます。
「〇〇市 動物病院」で検索して、出てきた動物病院の中から「口コミ」や「評価」が目安となってその動物病院をランク付けしています。

投稿者による口コミは、その動物病院を実際に利用した人の評価なので、動物病院から出ている情報と比較しながら検討することが出来ます。

いくつかの動物病院を選びだしたら、そのホームページをよく見ていきます。
病院内の様子、獣医の紹介、対応出来る診察や治療など、物理的な行きやすい場所であるか、駐車場はあるかなどを確認して1つの動物病院を決めるのです。

ホームページのない動物病院は、最初から対象外になってしまうことが多いのです。

■開院前からホームページを開設しよう!

ペットの病気治療に悩みを抱える飼い主は、良い動物病院があれば転院したいと考えている人が少なくありません。

開業まであと1ヶ月、その開業前からホームページを制作して、開業準備段階から顧客誘導のための公開をしていたらどうでしょう。
ネット検索で載ってきた開業前の動物病院は、転院したいと思っている飼い主の目に飛び込んできます。

そんなホームページは無いからです。

開業前から院長(獣医)のブログを更新し準備状況や治療方針、動物情報などを掲載していたとしたら、何よりも大きな集患に繋がります。

開業していないのに、経費がかかると思うかもしれませんが、開業してからホームページを開設するのと数か月早くなるのと、それ程経費に差が出るものではありません。

他の動物病院とは違う「差別化」を開業前から示すことで、新規顧客の獲得と開業を待つ顧客を見込むことが可能になるのです。

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