動物病院の集客には個人ページでなくfacebookページ を利用する!

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日本の9割の人がインターネットを使っているネット社会において、ソーシャルメディアは集客ツールに欠かせないものとなっています。最近はビジネスにおいて個人や、企業でFacebookを利用する人が増えています。獣医さん達もFacebookのアカウントを持っている人は多いようです。ではどのようにFacebookを利用して集客につなげられるでしょうか?

■動物病院の集客にはfacebookページを利用する!

Facebookには「個人ページ」と「Facebookページ」の2つあります。これらの2つは機能や使い方が違います。

個人ページ

Facebookページ

本名のみで登録

本名以外、病院名やサービス名でも登録可能

友達申請を5000人までできる

友達申請はできないが、ファンは無制限

インサイト(アクセス数やいいね!を調べる機能)が使えない

インサイトが使える

広告は出せない

広告が出せる(有料)

Facebookにログインしている人しか閲覧できない

Facebookにログインしていない人も閲覧できる

自分がいいね!をしたFacebookに書き込みができる

Facebookに投稿した内容がファンのニュースフィードに表示される

投稿した内容は検索エンジンに引っかからない

投稿した内容は検索エンジンで検索対象となる

上記の比較から分かる通り、個人ページは友達などの知り合いを中心とした人との情報交換の場であるのに対し、Facebookページは動物病院を含めた企業の広告や商品の紹介のために利用することが出来ます。獣医さんや動物病院スタッフの中には、既にFacebookのアカウントを持っている方がいるかもしれませんが、集客で利用するのであれば、個人ページではなく、Facebookページのアカウントを持つようにしましょう。

facebookだけではダメ?!

Facebookは無料で作成できるため、これで集客が出来るのであれば経費がかからず経営者にとってベストな集客ツールと言えます。しかし、Facebookだけに頼るのは危険かもしれません。というのも、国内のFacebook利用者の割合は2016年度時点で56.1%でペット飼育数の一番多い年代である50歳代にかぎっては、32.5%とあまり高くありません。総務省の調べによると50歳代の80%以上もの人がインターネットを利用しているにも関わらず、そのうちの32%ほどしかFacebookを利用していないと考えるともったいないですよね。50歳代以上の人にはインターネットを使っていても、Facebookではなくホームページを閲覧することの方が慣れているようです。ビジネスでの利用が増えてきたこともあり、2015年度と比べると日本全体の利用者数は増えてはいますが、世界的に見ても、Facebookの利用者は20歳代~40歳代に多いという報告があります。

また、Facebookはすでに知り合いの人たちや友達を通して広がっていくものです。そのような人たちと長く良い関係を築くために役立ちます。既に病院名を知っている人や、病院を利用した人が閲覧している場合が多い事を考えても、新規集客ではなくリピーターを作るために積極的に使えます。ですから、Facebookのみに集客を頼るのではなく、あくまでもツールのひとつと考え、ホームページなどの併用の方が動物病院を利用する年齢層や新規の集客には効果的といえます。

Facebookは無料で作成することができます。その中でもFacebookページを使うことで、動物病院の集客ツールとしても効果的に利用することが出来ます。しかし、Facebookの特性や幅広い年代の集客を考えるとFacebookだけにしぼらずホームページも利用した方が良いでしょう。そして、Facebookもホームページも作成したのであれば、それを運用して常に情報を発信していくように心がけてください!

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