動物病院で設備投資は必要!支出の確認はしっかりしよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
7171867273b37059d53dcf35f08b6a8d_s

さて動物病院でも設備投資は必須事項となっているわけではありますが、どんなものがあるかはあらかたご存知でしょう。
現在勤めている病院で設備機器は使用しているでしょうからわかる方の方がほとんどだと思われます。
しかし、今回は敢えて獣医師になっていない人たちにもどんなものがあるのかという事を見てもう為に記載していきたいと思います。
内容を把握している人は復習と思ってご覧ください。

 

◆基本設備とは

一般的には手術室、入院室、レントゲン、顕微鏡、滅菌器、血液検査装置などがあります。
手術室内の設備にしても入院室にしても改装費は高額になりますし、その他の機材も基本的に高額ものばかりです。
通常の標準装備を整えるだけでも数千万円の資金が必要となるでしょう。
そこから更に病院によって分かれてしまいますが、一部の病院ではMRIやCT、PET、放射線治療装置など高度な検査機器を取り揃えているところもありますね。
ただし、高度な治療が必要な場合は設備機材が整っている外部の病院を紹介するケースもあり、必ず全て揃えなければいけないという訳でもありません。

 

◆新しい機器が欲しくなる

先ほどもお伝えしましたが、設備機器投資はかなりの資金が必要になります。
しかし、ここは動物病院の先生の共通点と言いますか、やはり仕事をしていると不便な部分が出てくるわけで結果的にそれが売上低迷に繋がってくるのではないかという考えに至る先生方も非常に多いようです。
ですから、そういったタイミングで医療機器の業者さんが販売に来るとつい、言葉に乗せられて購入してしまうというパターンも多いですね。
ただしここでも注意して頂きたいのがあくまでも年間の売り上げなどしっかり見て判断して頂きたいという事です。
何分機材は高額ですので一台購入しただけでも数百万円はお金が消えていきます。
このような事もしっかり計算しておかないとあとあと本当の赤字経営になりかねません。

 

◆最後に

こればかりはもう院長先生がどれだけ我慢できるかという事に掛かってきてしまいます。
無理に機材を購入していると本当に病院自体を潰しかねない状況になるのは確かです。
もし、どうしても機材を投入したい場合は、税理士さんなど病院のお金関係を任せているプロに相談してみましょう。
正直、これが一番安全な選択です。
収支等を見てもらい、新しく投入する機材の代金を支払える余力があるのであれば購入をしてもいいでしょう。
とにかく設備や機材など購入する場合は必ずお金のプロに相談することをオススメします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。