獣医になって目指すは独立開業と言うのは当然の流れではないでしょうか。
そんな中で気になるのが開業医の年収です。
どのくらい貰えているのでしょうか。
当然、ピンからキリまでではありますが確認してみましょう。
◆雇われ獣医の年収
既にご存知かもしれませんが、雇われ獣医の平均は450万円ほどと言われています。
3年目でだいたいこの金額をウロウロしていますので一般企業などからすると悪くはありませんね。
450万と言えば一般企業で言えば30代前半から半ばの役職クラスのお給料ですから。
あとはどんな病院で雇われていたかにもよりますね。
人気の高いお客様の多い病院でしたらもう少し多いですね。
500万円は超えるでしょう。
しかし、今までの努力の事を考えるとまだまだ貰いたいですよね。
という事は開業を視野に入れてもいいでしょう。
◆独立開業したら
獣医は独立開業することで確かに年収は上がります。
上手くいけば600万円は超えるでしょう。
しかしこれはあくまでも上手くいけばです。
と言っても開業してから最初の2年は赤字経営になる可能性は高いので3年目くらいからでしょう。
動物病院を軌道に乗せてようやく600万円といった形ですね。
正直に言うと大手の動物病院の雇われ獣医でしたら800万円はいきます。
ただほんと一握りではありますが。
その一握りを目指し激しい競争に打ち勝ち800万円を握りしめるか、自分で開業し収入を増やしていくかは自分次第ですね。
ただ、雇われ獣医というのは上限ありますのでいずれどこかの段階で年収は打ち止めになるでしょう。
それに比べて開業してしまえば自分の努力次第でいくらでも年収を上げることが出来ます。
無限大ですね。
そう考えると上を目指せるのは独立開業でしょう。
◆最初の3年間は我慢の時
開業してから3年間は逆に収入は落ちる可能性は高いですのでそこだけは覚悟しておいてください。
それは開業するにあたり医療器具の購入やテナント購入など様々な分野でお金がかかるからです。
ですから本当の頑張りどころは3年目からですね。
最初の2年間で下積みをして3年目で軌道に乗せることが理想です。
これだけ動物病院が増えている中でも開業医を目指している方は非常に多いです。
それは自分の実力や今後の方向性を確認した時に「できる」と思っているからでしょう。
この自信は非常に大切ですね。
年収を上げる為にも開業前からどんな方向性で病院を進めていくかなどプランを練っておくとスムーズに流れていけるのでいいですよ。
まずは年収1000万円を目指し開業しましょう!