獣医って現在需要はあるの?

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ペット社会となってきている今日では獣医や動物病院はなくてはならない存在です。
しかし、昔は何キロも先に一軒ポツンと佇んでいた動物病院が今では、車で少し走れば10分圏内にあったりもします。
これだけ多ければ競争も激化しているようにも感じます。

 

◆普通の獣医はあまりきたいできないかも

一般の方からすると代表的なペットと言えば、犬や猫ではないでしょうか。
正直、犬や猫を見てくれる獣医さんはいくらでもいます。
むしろ数が増えすぎて需要としてはあまり宜しくはありません。
しかし、それはあくまでも開業したらのお話です。
勤務医として働くのであれば、基本的には問題なく就職はできるでしょう。
それはなぜかというと、勤務医でご飯を食べていく分には問題はないのですが、それ以上は望めない為皆さん独立される方が多いです。
そういう状況なので常に勤務医は必要となってきます。
とはいうものの、ペット需要自体がある程度落ち着いていますので昔に比べると需要度は低いでしょう。

 

◆獣医と言っても専門は様々

犬や猫を見るのは当たり前というか当然です。
しかし他の動物ともなると極端に弱い獣医もいます。
いわゆる専門性に欠けるのです。
獣医も立派な医療関係ですからたくさん勉強することはあります。それが生体関係ならなおさらです。
犬や猫は当然その他の生き物でも内容は少しずつ変わってきます。
ということは他の獣医があまり得意ではない分野に参入すれば需要は高いのではないでしょうか。
今はウサギや爬虫類関係を飼う人も増えてきています。
私の身近にも知っている動物病院は5件ほどありますが、そのうちでウサギをしっかり見てもらえるところは一件しかありません。
このように他の人が見ないようなペットを勉強していくのも一つの手ではないでしょうか。

 

◆動物園や家畜系の獣医はどうなの?

動物園や家畜系は同じ獣医でもまた違った方向性になります。
人間のお医者さんでも、外科か内科で別れていますよね。
そんなイメージで考えてください。
普通の動物病院に進むか、動物園などの大型動物関係に進むかで勉強内容も多少変化してきます。
需要についてはないと思っていた方がいいでしょう。
人気がないのではなく、むしろ逆で動物園に入りたいと考える方は非常に多いです。
しかし、その多さに反して働き口がないのが現状です。
更に、一度働き出すとやりがいがものすごくあるらしく、退職する人が非常に少ないと言われています。案外狭き門なのですね。
このように需要はあるところとないところがあります。
獣医を目指すのであればあえて需要の少ない動物の病院を作ってみるのもいいでしょう。

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