【動物病院】を経営しよう! その方法とは?

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動物病院を経営する上で重要なことは山ほどあります。
正直なところ、たくさんの動物病院を見てきましたが現時点で経営として全くできていない病院もたくさんありました。今回はそのような病院にならないように気にかけておくべきところをお話していきましょう。

 

◆経営者の視点とお客様の視点

これが一番重要です。
経営者としては、良い機材、良いスタッフ(医療技術も含め)と考えがちです。
確かに腕が良ければ儲かります。そして経営していく上では問題ない事でしょう。
しかしそれはいつまでも同じ状況が続くと考えてはいけません。
世界は常に動いています。
そして人も日々育っていきます。
いつまでも生き残れる動物病院にする為にはそれだけでは足りないのです。
経営者とお客様の目線の先にあるものには誤差が必ずあります。
その誤差を取り除くことでいかに経営者がお客様の立場に寄り添ってあげられるかが決まってくるのです。

 

◆正直、今後の経営が厳しくなりそうな病院

医療技術がないと言われればその時点で諦めるしかないのですが、お客様からすると下記のような視点で見られていることも多いです。参考にしてください。

・汚い、臭いが気になる
動物臭は必ずするものですが、床や壁、施術室などが汚れていたり不衛生だったりすると飼い主もそんな病院には行きたくないなと感じてしまいます。
それはもちろん腕が良く医療技術が素晴らしくてもです。
家族同然のペットをそんな不衛生なところにはいかせられませんよね。

・スタッフと対応
不親切であったり、大事なペットを適当に扱ったりするところは当然好まれません。
横柄な対応をとる先生なども嫌われる1つです。
インターネットが普及している今、「あそこの獣医は横柄だ」なんてSNSで拡散でもされたら病院の評判はそれこそガタ落ちです。

・全体的に暗い
酷評ではありますが、過去に「この病院は葬儀屋なのか?」と言われたような病院がありました。愛おしい家族を治したい思いで頼ってきた病院がそんなことでは飼い主様も安心できません。

 

◆開業経費の事も考えよう

医療器具というのはとにかく多額のお金がかかります。
経営をする上で悩みの1つです。
道具が無ければ治療はできません。
しかも、高額な治療になるにつれてより高額な器具が必要となってきます。
医療機器だけでも1000~1500万円は最低かかります。
これにテナントを買うのか借りるのか、宣伝費や工事費用も合わせると軽く1億円はかかるでしょう。
そのような計算もしっかりと考えて経営していかなければいけません。
全てが現金では払えないでしょうからローンも組まなければいけませんね。
その支払いや金銭周りもしっかり考えていきましょう。
もし、金銭面で立ち回りが難しいようであれば、税理士など雇うのも経営をする上では重要な事でしょう。
このように経営をする上で大切なことはたくさんあります。
極力、その大切なことを見逃さずに行動していきましょう。

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