これから動物病院を開業しようとする人にとってはいつが良いタイミングなのか悩むところがあるのではないのでしょうか？中にはそういう事も一切気にせずに開業する方いるでしょう。
しかし、せっかくならその事業にとってベストなタイミングで病院をオープンさせたいですよね。動物病院のタイミングを見ていきましょう！
◆開業までの日数はどのくらい？
最初に流れで知っておきたいのが、開業日までの日数確認です。
医療器具を揃え、スタッフを募集し、物件を見つけ契約し、内装を改装したりとやることは様々です。
そのような事を段取りよく行っていくと最短で3ヵ月ほどで開業が可能となっています。
ですが、大抵はなかなかうまく事が運ぶ事はありませんので基本的には半年前後は見ていた方が良いでしょう。
◆動物病院の開業はいつがベスト？
例えば人間が通う病院は開業する場合、風邪が流行る秋冬がベストと言われていますし、衣料関係は春か秋の衣替えのシーズンがベストと言われています。
そんな中で当然、動物病院にもベストは季節があるわけですが、それはずばり春先です。
動物病院の冬というのはどうしても閑散期となり一番需要が少ない季節とも言われています。
その為、タイミング的には春が一番いいのです。
しかし、
だからこそ、逆の発想を考える方もいます。
それはお客様を春先までに捕まえておき、いっきに売上を爆発させる方法です。
この方法でいけば、遅くても1月・2月に開業しなければいけませんが、運転資金に余裕があるようであればこの方法でも問題ないでしょう。
しかし、運転資金がギリギリの場合は春先にしておくことをオススメします。
◆開業前から開業後の自己資金について
最後になりますが、この自己資金/運転資金について注意事項がありますのでしっかり心に留めておいてください。
まず、開業にあたりなかなかスケジュール通りに事は運ばないものです。
よってその為に時には想定外の出費がかさむ事もあるでしょう。
これ等の事情を考えると、余裕を持った運用資金が必要だということは目に見えて分かりますね。
また自分では「これだけ準備していれば問題ないだろう」と思っていても案外、足りない場合の方が多い事も多々あります。
そんな時にでも急きょ充てにできる資金調達先の目星をつけておくことも非常に重要と言えるでしょう。
このように開業する時期までにはいろんなことで動き回り準備をしていかなければなりません。
一度春先に開業すると決めれば極力延期にはしたくありませんよね。
しっかりと予告通り開業できるように行動していきましょう！
