開業資産を効率よく貯める！運用方法を紹介します

動物病院を開業する上で開業資金の調達は最も大切なことだといえます。
開業資金の基本は自己資金です。勤務医での給与収入が貯蓄が自己資金のほとんどを占めますが、貯蓄しているお金を効率よく運用できるかどうかで開業資金が貯まる期間が大きく変わってきます。今回は開業資金を効率よく貯めるための代表的な運用方法3種類について解説します。

①銀行預金

銀行に預金も金利しても金利が発生すため資産運用のひとつといえます。銀行が破綻さえしなければ元本が保証されます。（1000万円までは銀行が破綻しても保証されます）金利が高いネット銀行の定期預金でも0.05％～0.25％程度です。
時期や各キャンペーンにより金利が変化するため、利用を考えている場合はホームページなどで情報を確認しておきましょう。

②株式投資

「投資」といえば株式投資を連想する人も多いのではないでしょうか。企業が発行する株式購入して、配当金や株式優待を得たり（インカムゲイン）、株式を買った金額よりも高く売ることで利益を得る（キャピタルゲイン）といった方法が一般的です。
株式投資のスタイルには2種類あります。ひとつは株式を長期にわたり保有することで売買手数料を抑え、会社の成長や長期的な景気向上などにより株価の上昇を狙ったり、配当金により利益をえる「長期投資」という方法です。
もうひとつは短期間で売買を繰り返して利益を得る短期投資（デイトレード）と呼ばれる方法です。どちらにせよ利益を得る仕組みは簡単ですが、値上がりする銘柄を買い続けるということは容易ではありません。
最近ではネット取引やNISA（少額投資非課税制度）の導入で初心者にも株価投資を始めやすいように各地でセミナーや専門書も売っているので参考にしてみましょう。

③投資信託

株式投資は自分のタイミングで銘柄を売買しますが、投資信託は専門書が投資家から集めた資金をもとにして株式の売買を行います。そして
利益が出た場合には投資した金額に応じて利益が分配されるという仕組みです。株式投資の知識がなくても手が出しやすいというメリットの反面、手数料が差し引かれるというデメリットもあります。