動物病院の飼い主へのマネジメントの種類は?ポイントご紹介

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動物病院のマネジメントもヒト、モノ、金、情報が基本です。飼い主さんへのアプローチひとつで、固定的な動物病院の売上につなげることができます。動物病院の飼い主さんへのマネジメントを行うにあたり、効果的な種類をお伝えします。

 

動物病院に来院してもらうための策とは?

最近は、療法食という、犬や猫たちのために各家庭でできる食事療法があります。療法食の例では、皮膚病などのアレルギー体質のペットたちが食べることができるドックフードや、慢性腎臓病、糖尿病のペットたちが塩分や糖分をとりすぎないようにできているタイプのものもあります。以前は、まず動物病院に来院し、獣医師の指導のもと食事メニューも考えており、通院しながらの治療が多かったそうです。
最近は、ネットで療法食が手軽に買えるようになったため、通院する必要を感じない飼い主が増えており、それが動物病院の売上を圧迫する要因の1つにもなっています。動物病院としては、初回の来院の時に、療養食について言及しておくこともポイントです。
・飼い主の勝手な判断で療養食を与え続けてしまうと、偏食気味になったり栄養が不足したりすることもある
このようなデメリットもきちんと飼い主に説明し重病の場合は、定期的な通院での食事チェックの必要性を促すことが必要です。
 

定期的に予防接種の来院をすすめる

毎年5~12月は狂犬病やフィラリアの予防接種時期でもあります。この時期にペットが来院すれば、飼い主に予防接種をすすめることができます。ですが、1~4月までの来院ペットには、予告と予防接種の必要性を説明しないかぎり、予防接種だけにくることはないでしょう。
・1~4月までの来院ペットには、フィラリアと狂犬病の予防接種の重要性を診察時に説明するようにしておく。
・5~12月までの来院ペットには、フィラリアと狂犬病の予防接種の重要性を説明し、受けさせるようにする。
また、最近はペットドックも注目されています。ペットも血液検査、便や尿検査で重篤な病気を発見できることを知らない飼い主さんもいます。人間ですと1年に1回ですが、ペットの場合は3カ月に一度は受けてもらうことで、病気になってからのコストよりもお得である旨を伝え、受診をうながしていくことが動物病院のヒト、モノ、金、情報のマネジメントの中のモノ、情報、金部分の固定的な向上につながります。

 

予防接種の時期にダイレクトメールやハガキを送付

動物病院のマネジメントの種類の1つとして、顧客管理があります。去年の1月に来院した猫のサンタさん。ですが同じ様に1年後も通院しているとは限りません。そこで、予防接種をうながすダイレクトメールやハガキを送付してみるのも1つです。
そこにはフィラリアや狂犬病の恐ろしさも書いておくことで、フィラリアの病気を知らない飼い主さんの啓発にもなります。WEB上で、「Picky-Pics
などの無料ハガキ作成ツールを使うと、比較的簡単につくることができそうです。
 

リピーターを増やすためのマネジメントがポイント

動物病院のマネジメントの種類の軸は、いかにしてリピーターを増やすかということです。そのためには飼い主さんの気持ちをゲットするのがコツです。受付にペット用のキャンディーなどを置いてあげることもサービスの1つだったりします。
工夫をしてオンリーワンの動物病院をめざしてみてはいかがでしょうか。

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